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書道家の服部さんのこと

2014/11/27

hattori-s先日のエッセイで最後に簡単に紹介をさせていただきましたが
今回は書道家の服部さんのことについて
もう少し詳しくお話をさせていただこうと思います。

宮崎にお住まいの服部さんとの初めての出会いは、今年春のこととなります。
娘婿のお友達で宮崎で活躍している青年実業家の方を通しての知り合いです。

その方曰く、
新進気鋭の天才書道家がいて、彼を世の中に出してあげたいので
ぜひSHINOさんに紹介したい、という熱い気持ちからで
私もその気持ちに動かされて
服部さんとご家族にお目にかかったことがきっかけとなったのです。

服部さんとは、書道という分野でもあり
普段あまり訪れない宮崎ということもあり
恐らく普通にしていたら
お目にかかることは全くないジャンルの方だったのですが
何かが今の私に必要な、気付きを教えてくれるために
お目にかからせてくださったのだと思います。

はじめてお目にかかった時、穏やかなほほえみと
きらりと光るとがったものを感じました。

服部さんの小さな工房にも伺いました。
彼は、額縁もすべて手作りです。
そこに足を踏み入れると、
凜としたすがすがしい空気が流れていました。

彼の作品ですが、初めて拝見した時には
実は今まで見たことのない画風ばかりで戸惑いました。
(でも、今では彼の作品を応援する一人となっています。)
すべての作品の中に彼の魂の刹那というか、強烈なパワーが
こめられていて、圧倒されて言葉を失ってしまったのです。
生きる、というか、彼の作品の力が強烈なのです。

彼の書道家への道は、けっして平たんではありませんでした。
若いころにいくつかの仕事を渡りあるき
つねに人生と何かを考え、自分と向き合う日々が続き苦しみ続けたそうです。

そういう日々を過ごす内、
まるで取りつかれたかのように無心に書に没頭する日々を
送るようになったそうです。

やがて書の道一本で行こうと決心するまでには
かなりの葛藤があっようですが、
奥様(とても明るくて素敵な奥様!)や
家族が彼の作品や生きざまを信じて、ささえてくださっているようです。
今では彼の書道も、絵手紙教室も人を選ばず、広く活躍しています。

東京と宮崎と距離があること。
お互いに仕事で忙しくしているため、お目にかかることは
ほとんどできませんでしたが、
今回服部さんが銀座にいらっしゃることで
あの作品に出会った時の興奮をまた思い出しています。

服部さんの作品がどんなに素晴らしく心を打つ作品かは
ご覧になれば
皆様も何かをお感じになるのでは?
そう思います。

私も時間がゆるす限り、画廊に伺うつもりでいます。
ぜひ、お時間のある方は、服部さんの書の世界を堪能しに
いらしてくださいね。

会場:ギャラリー「銀座シルクランド画廊」。
住所:中央区銀座6-5-11第15丸源ビル一階
期間:11月30日~12月6日
11時~19時30分(土・日・祝18時30分迄 最終日17時迄)

「銀座シルクランド画廊」
http://www.silkland.co.jp/Exhibition/exhibition_20141130.html

服部潤さんHP「凡骨」
http://xxx.bonkotsu.net/

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